弊社では、重機作業時の近隣環境への振動を抑制する解体重機用MTMD(制振装置)の研究開発を埼玉工業大学と東京電機大学と共同で行っています。この度MTMD試作機の性能試験を弊社千葉事業所にて令和6年8月5日から8月8日までの4日間実施しました。性能試験は埼玉工業大学の工学部機械工学科の皆川准教授、大学院生の佐用さん、松島さん、フジムラ社員のメンバーで行いました。
性能試験は部品構成の異なる3種類のMTMDを設置した場合と非設置の場合の4パターンで行い、重機のアームを上下・前後させたり、ふるい作業や走行した際の振動数値を計測しました。
今後も弊社では、解体現場で発生する近隣の皆様への不快な揺れや家屋への影響の低減にむけてMTMDの研究開発を進めてまいります。
秘書室調達グループ